3. The Chords – So Far Away

2020年2月29日

「風貌はモッズだけど心はパンク、曲もアクションもパンキッシュで最高」

ネオモッズ御三家の中の1バンド「The Chords」。残りの2つはVapors? Secret Affair? 他のネオモッズバンドとは桁違いの熱量と汗の量。ジャキジャキのリッケンギターと千手観音ドラム、何よりも熱すぎるボーカルがパンクバンドよりも高い情熱で突き進んでいた事が曲を聴いて分かると思います。

何を持ってモッズだという事は私にも分かりませんがChordsのライブに数多くのモッズが足を運んだ事、1981年には解散してしまいましたが80年代後半に当時のモッズシーンの為に何回か再結成ライブを行った事が全てを物語っています。

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The Chords – So Far Away (1980 Polydor)

「The Whoと並んでターゲットマークが最も似合うバンド」

ネオモッズというと短命でリリースが少ないオブスキュアなバンドが少なくない中で、Chordsは7枚のシングルと1枚のアルバムを残したバンドであり、リリースされた全てのレコードが名盤という素晴らしいバンドでもあります。(1st 7インチ「Now It’s Gone」のジャケットがカッコよすぎる・・・)

ネオモッズのアンセム「Maybe Tomorrow」から始まり代表曲でもある「Something’s missing」も収録、このアルバム1枚であればChordsの魅力は十分分かると思いますがほとんどの楽曲やデモ音源が収録された2枚組CD「This Is What They Want」がオススメです。今調べると2019年に5枚組CDなんていうリリースもあったんですね・・・。

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